建て込み前の大口径鋼管杭
(大分県由布市湯平倉本地区)
 
 杭工は斜面地盤に杭を挿入し、地すべりが移動しようとする力に抵抗させることを目的とした工法です。かつてはPC杭なども使われましたが、現在では鋼管杭が一般的となっています。写真は現場に搬入された大口径の遠心力鋳鋼管で、120トンクレーンでつり下げられた後、つなぎ合わせて約80mの杭にし、ダウンザホールハンマーで削孔された孔内に設置されました。