鋼アーチ支保工と覆工による従来型排水トンネルの施工例
(山形県大蔵村銅山川地すべり)
 
規模が大きく地下水が豊富な地すべりでは、地下水排除工などの抑制工に頼らざるを得ません。その場合、集水井やディープウェルなどで集めた地下水を地すべり地外に排出するため、 トンネルを掘削することがあります。各種の施工法がありますが、現在でも、鋼アーチ支保工と木製矢板、ライナープレート覆工などによる伝統的な在来工法が用いられることがあります。